迷惑かけて…。





もう、子供じゃないのに。








そう思っていたら
なぜだか涙がでてきた。









やっぱり私はまだ
子供だ。









と、いっているうちに
達也が体温計を持って
部屋にはいってきた。








「ほら。計ってみ…」







「あっ。ごめっ。ありがと。」






「なんで、お前泣いてんの?」







「ううん。なんでもない。もう、帰るね。ばいばい。」








「おい!ちょっと待てよ!」







バタン。








私は、待たずに走って
家を出て行った。








それでわたしは
『ただいま』も言わず
自分の部屋へと駆け込んだ。