ビーポーン♪ビーポーン♪







『はーい!』










ガチャ。







『あらっ!優那ちゃんじゃない!一年間達也、よろしくね。』







「いえ、いえ!こちらこそ、よろしくお願いします!」






『外じゃあれだから中入りなさい!』






「ありがとうございます!おじゃましまーす!」







「あの、達也のお母さん。これ、うちのお母さんからです!」







『あらっ、何かしら!』






『まぁ、美味しそうね!ケーキじゃない!』






「作りすぎたみたいで。すいません。」








『いいのよ!全然。むしろありがたいわ!あー、おいしそうだわっ!みんなで、お茶にしましょうか!』








「あっ!じゃあ、達也呼んできます!」






『お願いね!』









私は、2階に上がり
右奥の達也の部屋へ向かった。








トントン。






「はーい。」






「ヤッホー!」






「なんで、お前いるん?」







「うちのママがケーキ作りすぎたみたいで、おすそ分けみたいな。」






「うそ!マジ!!早く下行くぞっ!!」






「あっ、うん!」






達也は、外見にしては
甘いものが大好きで
バレンタインなんか特に大好きらしい。



とにかく甘党なのだ。







「母さん!オレのケーキは?!」







『はい、はい。あるわよちゃんと!』