君が僕を嫌う理由。




いつの間にか眠っていたらしい。

手に携帯を持ったまま、

朝になっていた。


「ってぇ…」

鏡に写る自分の顔が痛々しい。


しわくちゃになったYシャツに

腕を通して家を出る。