最後の言葉には、ケイも顔を赤くして固まってしまった



お母さんは「じゃあね」と、玄関に置いてあった封筒を手にとって出て行ってしまった




「……とりあえず、ケイんち行く?」


「あ、……あぁ」




手早く準備して、わたしとケイはケイの家へ向かった