「明日の放課後、お前の班って掃除当番だよな。

俺、今日だから…明日と代われよな」



……へ?



そ……そうじ……とうばん?









「ちょっ……ブフッ!!」



ヤンキーなのに……掃除当番って。



安心したのもあって、あたしは思わず吹きだしそうになった。



そんなあたしを見て、



樫木くんは更に眉をひそめて、あたしをニラみつけてくる。



「なんだよ」



……よかったぁ。



呼びだしとかじゃなかったんだね……。