朝いつもどーりに教室へ向かっていた


教室のドアをあけると数人の女子から
の嫉妬の目をむけられこっちをみてニ
タァと笑われた


なにこれ


気持ち悪い


自分の机に向かっていると誰かに足を
かけられた


でもなんとか体制を持ち直し転びはし
なかった


あたしの机にはこんな落書きがあった


[キモい][死ね][ブス][調子のんな]など


ぷぷぷぷぷ


な、なにこれ


小学生みたい


「あはははははははは!
なにこれ!!
涙でてきちゃうふふっ」


あたしは我慢できず笑いだした


数人の女子は悔しそうな顔をしながら
教室から出ていった


すると他の女子が近づいてきた


「…百合菜ちゃん…ごめんなさい
私たち止められなかった…」


申し訳なさそうにうつむきみんな泣き
出してしまった


え、どどどーしよ!


「ととととにかくあたしは大丈夫!
だから泣かないで?」


そう声をかけると


「ありがとう…
私が弱かったから……」


「ごめんなさい…」


「これからは百合菜ちゃんのこと守る
から…」


そんな声をいっぱいかけてもらった


嬉しいな


でもなんであたしいじめられてんの?