『違うっしょ、何だあの子?何であの子?が、かなりショックだったから、髪ながくして巻いてみちゃおっかなって夢みたんでしょ?』
うっ、うっさい
そら、そら、ショックだばさー
篠田に相応しい女の子になりたいもん
んで、お似合いだねって言われたい
『好きな人が、自分じゃない女選んだら、誰でも嫌なもんだから、お似合いねぇなんて言うわけないじゃん』
それでも、思われる女になりたい
恋をしたら、自分を知り、自分を磨くという事も大事だと知った
相手にもっともっと、好きになってもらうために
恋って奥深いねぇー
そんな事を思いながら、梅ちゃんの所にでもいこって思って、門に向かって歩いてた時だった
そこに
そこに
………
……
…
…ゆかがいた

