「ね、卓哉、このあと卓哉んちいっていい?」 「?いいけど…どうかした?」 数学がねぇ… 「分かんないとこ、あるから、教えてほしいの。」 「OK。」 4人でワイワイしながら、帰るのが、日課になりつつある。 「じゃ、卓哉くん、愛、バイバーイ♪」 カノンが手を振った。すると、その後ろから堅太が顔をのぞかせた。 「卓哉~愛~、バイバーイ♪」 「真似すんな!」 バシッ!「いって!」