プロポーズの後、あたしのオッケーを聞いた卓哉はこれでもかというほど喜んだ。 それをみていて、あたしもうれしかった。 旅行から帰ったらそのまま市役所行って、婚姻届出すんだ。 さすがに2日もするのはよくないと思って、あたしたちは手を握りあって眠った。 …このときはまだ、暗い陰があたしに近づいてきてるなんて、気がつかなかった…