「し、柴田もね」 もしも柴田があたしを好きでいてくれたら、そんなに嬉しいことはない。 もしも柴田が他の子が好きだったら、そんなに哀しいことはない。 今日の放課後に、全てわかるんだよね。 ドキドキしてきた。 柴田が好きだと確信した、体育の時間でした。 体育が終わり更衣を終わらせると、大好きなお昼の時間。 鞄に入ってるお弁当をあけ、大好きな具から食べる。 それがあたし、風間蘭。