それから… どれくらいの時間を過ごしただろう。 感覚的には1日しか経ってないような気はするが、 スケジュール帳を見ると一週間は経っていた。 いつもいつも、恭平に会わないようにすることばかりを考えていた。 放課後は、辺りが暗くなるまで友達と遊ぶようにもした。 暗い時間なら、すれ違っても気付かれることはあるまいと… そう思っていたのに。