よくこうやって遊んだよね。 もう1度、しょーへーを振り向くと…。 しょーへーはもう横にいて、あたしを追い越して家に入った。 あたしのが、速かったのに…。 しょーへーに続いて、あたしも家に入る。 「は、はやっ…」 アイスを賭けたこの競争は、しょーへーが勝ってしまった。 言い出しっぺのあたしは負け。 差は歴然だった。 酸素がほしくて、あたしは必死に息を吸い込んだ。 先についたしょーへーが、軽く息切れをしている。 さすが、運動部。 さすが、次期キャプテン。 「負けたぁ~っ!悔しいッ」