私たちは桜の木の下で付き合うことになった。 「旭、桜が咲いてるよ。」 「本当だ。綺麗だね。 本当に桜みたいだよ。」 「本当?ありがとう。うふふっ」 「旭は太陽みたいだよね。 私、旭の笑顔が大好き! キラキラ輝いてる!」 「俺は満開に咲いた桜みたいな笑顔をする桜の笑顔が大好きだよ!」 「俺、小6の時からずっと好きだったんだ。桜のこと。」 「えっ、私も!」 本当に嬉しかった。 旭から告白されるなんて。