嫌い嫌い! 大ッ嫌い! 変わらぬ思い

 ムッとした表情をした敦子は素早くメールを書き、すぐに返信した。

>もーっちろん! 女の苦しみを、女の怖さを十分に見せてあげるわ!<

 これが返信メールの内容である。

 田代からのメールが来た。

>どう、見せちゃうの? 俺を暗殺するつもりなのか? 馬鹿な事はやめろよな? 俺まだ、死にたくねーっから<

 間髪入れず敦子は…

>ふーんだ! やめねーよゴミ!<とメールを書いて送った。

 そして又、返信。

 2、3回ぐらいこのやり取りが続いたものだ。

 とても愉快な気分!

 時間を忘れて、敦子は面白半分でメールを送り続けた。

 やがて…

 しばらくして又、メールが来た。

 今度は何と、富沢ミチルからだ。

「ハァ? 今頃、なーに?」

 さっそく開いてみる。