貴方は振り返ることなく、暗闇に消えて行った。 私の頬を流れる涙は、寂しげな貴方の背中を見つめて流れる。 大好きだったよ、浅緋・・・バイバイ。 貴方の本当の気持ちは見えないまま、私達の愛の幕は閉じた。 外れた鎖が、大切な鎖だったと私が気づくのは もう少し後のこと。