「ミミ、ノノ、いい加減飛びつくのは

止めなさい」

・・・

あ・・れ?

学校とは全然違う優しい表情。


「え~、だって、ミミ、

お兄ちゃん大好きだもん」


「ノノだって!!」

「・・・」

溜息をついた智也は、

2人を抱き上げ上に上がる。

・・・

優しいお兄ちゃんしてるんだ。

その光景が、とってもいい感じで、

自然と顔がニヤケタ。

・・・

「ね、お姉ちゃん、

あなただあれ?」


「…私は・・・「お兄ちゃんの彼女」

・・?!!

突然の告白に、

固まる私。

「ふ~~ん」

ミミとノノは、

品定めでもするかのように、

私を上から下まで見ていた。

5歳くらいなのに・・・