「何でしょうか?」 「キャラ戻ってるじゃん!昨日あんなに打ち解けたのに!」 ガヤガヤと騒がしく登校して来る同級生たちの姿を横目に見ながら、津村に対してそっと呟いた。 「これが私です。」 津村は半分納得のいかないような顔をしたが、私の肩をポンと叩くと職員室の方へと歩いて行った。 ごめん、津村。 もしもアンタにだけは気を許せたのだとしても、私は突然変わる訳にはいかない。 私は優等生で、品行方正。美しく穏やかな『ちぃ』で居なければ。