「う~~ん。う~~ん。」
ふと、目を覚ました私は目の前の光景にただ驚いた。
だってそこには幸斗のドアップの顔があったから。
「なっ、なっ、何よ?」
「葵ちゃん大丈夫ですか?だいぶうなされてましたね。」
うなされてた…?
私が?
あぁ、あの悪夢のせいか…。
「そんなことでわざわざ来たの?」
「そんなことじゃないですよ?うなされてたら心配になるじゃないですか?一体どんな夢を見てたんですか?」
「別にどんな夢でもいいでしょ?いちいち私のことに干渉しないでくれる?」
「それならいいです。すみませんでした。ではもう少ししたら夕食をお持ちしますね。」
“今日は起きてて下さいね”
なんて余分な一言を付け足して病室からでていった。
っていうかもうこんな時間?
時計を見ると夕方の6時を指していた。
寝たのが3時だから3時間半も寝ていたことになる。
こんなにも長くお昼寝したのは初めてだ。
私、どんだけ暇人なのよ!!
心の中でそう突っ込んで、寝る前に見ていた雑誌をもう一度みた。
その雑誌の中に男子にモテるための5つのポイントが書いてあった。
1、毎日の肌のお手入れ。ニキビ肌はNG。
そういえば私、最近肌のお手入れサボってるな~。ニキビ…良かったない。
2、髪の毛はさらさらを目指そう。男はロングが好き。
そういえば中学生のころ言われたなぁ。
「高島って髪の毛さらさらだよな。」
って。長さは胸ぐらいだし、私意外にモテる要素あるじゃん!
まぁ、実際モテたけど…(笑)
今までで告白された数は8人。その内付き合ったのは人だけど。
あっ、でも星羅にとられた最低彼氏を入れると4人だ。
でも…モテたせいでいじめられてるんだから美人は損かも。
なんて私、どんだけ自意識過剰なのよ。
あ~もうこんなこと考えるの止める。
やなことまで思い出しちゃうし。

