中庭にあるベンチに座って目の前にあるちょっとした子供の遊び場を見つめた。
ここはいつも入院している子供とかしていない子供も遊んでいる。
幸斗はベンチに座って少し頭を押さえていた。
そしてため息をついていた。
「幸斗、頭痛いの?」
さっき青羅くんが亡くなったばかりで全然頭が回らない。
「ちょっとね。でも大丈夫だから。」
そこで会話が終わってしまった。
亜美は大丈夫だろうか。大好きな青羅くんが亡くなったショックは大きいよね。
それにしても今日は天気が良い。太陽がガンガンに私達を照らしていた。
それは何だか空にいる青羅くんが私達を見ているようだった。
静かな私達とは反対に遊び場では子供達の元気な声が聞こえてきた。

