青羅くんは眠ったいるような綺麗な顔だった。
話しかければ答えてくれそうで…。
亜美は青羅くんの手を強く握りながら泣いていた。
両親も…先生たちも…私も泣いた。
大切な人を亡くすってこんなに悲しいものなんだ。
青羅くんとは一回しか話したことはなかったけど…私にとっては大切な友達だった。
そんな友達を亡くすのってこんなにも辛いんだね。
私は自分が自殺未遂したときのことを思い出した。
私…本当にバカだった。
生きたくても生きられない人もいるのに…死のうなんて本当にバカだった。
そのことがよく分かった。
しばらくして私と先生たちは病室から出た。
青羅くんも亜美や両親と話をしたいだろうから。
廊下にでると幸斗が点滴をぶら下げて立っていた。
私は幸斗と一緒に中庭に行くことにした。

