ピピピピピピ…
その時、青羅くんの横にあった機会が鳴りだした。
岸井先生たちは必死に青羅くんに呼びかけた。
それでも青羅くんは答えなかった。
青羅くんの両親は声をあげて泣き出した。
亜美は青羅くんをじっと見つめてた。
そしてしばらくして
ピーーーーー…
という音とともに青羅くんは呼吸をするのをやめた。
それは青羅くんが星になった瞬間だった。
岸井先生が青羅くんの脈を確認して言った。
「6月27日1時32分。」
そして先生たちは静かにお辞儀した。
「やれることはやりました。」
誰もがまだ信じられなかった。

