「お~は~よ~」

「ぎゃああああああ!!」

人がテンパってる時に、ヌッと背後から

ユーレイの「ウラメシヤ~」みたいなトーンで朝の挨拶しないで!

「セイちゃん!!」

半分涙目になりつつ、大きな声で再び叫んでしまった。

「う~…声、頭に響くよ~マキちゃ~…う!」

う?

「ぷっ!!」

ぷ??

セイちゃんの頬がぷわっと膨らんだ瞬間、

「ダメダメ、ちょ、ガマンしてセイちゃん!トイレ!

お願いトイレでして~!!」

私は慌ててセイちゃんをバっ!とトイレに連れ込み、

オエオエ言いながらリバースする彼女の背中を延々さするハメになった。


なんて素晴らしい朝。あああ…。