雪が降り交通機関の遅延が相次いだ荻野目くんと祐介くんのセンター試験の日からもう三ヶ月も過ぎた。



「合格した。」

「受かってました。」


わざわざ二人で私の家まで来て報告してくれて、少し驚いた。


「お、おめでとう。」


すぐにでもお祝いしてあげたかったけど、この時は無理だったので後日祝賀会を開くことにした。



その日からかなり荒れていた部屋の中を片付けて、バイト代の大部分を使ってケーキを買った。

というか、自分のお金でホールケーキを買うなんて初めての経験だ。