今日も勉強しに…いや、郁を守るために学校に行く。 そのため、俺は部屋で準備をしていた。 「ななちゃ~ん!学校行こ!」 1階から郁の声が聞こえた。 毎朝、郁は俺を迎えに来る。 一緒に登校。 これも小学生の時から変わらない。 「今行くー!」 俺はそう言って階段を降り、郁のところに行く。 「ななちゃんおはよ!」 「おはよ。」 そしていつも通り学校に向かった。