奈津「ありがとう」 私は、お礼を言った。 柊貴「せんぱいのピンチにはすぐに駆けつけますから」 ニコッと笑いながら言った。 私は、その言葉を聞いて泣きそうになった。 本当に柊貴くんなら、ピンチのときに駆けつけてくれるって思ったから。 こうして、遊園地デートは無事に終わり家に帰った。 帰る途中に柊貴くんに「お化け苦手とか、せんぱい可愛い」とからかわれたことは言うまでもない。