鬱々としたテンションを抱えながら、のろのろと階下に下りて、適当にシリアルを掻き込む。 冷蔵庫を除くと夕食らしきものが入っていたので、今日も共働きの両親は忙しいらしい。 食べ終わり、皿を洗っていると、食卓に置いてあった携帯が僕を呼んだ。 つまりつまり、つまるところ着信である、面倒臭い。 こんな時間に僕なんかに電話する酔狂な人間なんて、緊急時の両親を除けば一人しかいないわけで。 そんでそいつは五月蝿いわけで。 無視して皿を洗っていたが、飽きることなく鳴り続ける携帯についに音を上げた。