「俺さ…唯ちゃんが好きだよ」
「うん!私もッ」
当たり前に答えると
“違うな”と苦笑いした敦くんは
今日……ちょっと変。
「これから彼氏と会うんでしよ?」
その質問にハッと時間を見る。
ちょっとヤバイ?
もう由杜の家に行かなきゃッ
「敦くん!!いつでも連絡してネッ」
「おぅ」
「じゃっ!!私行くねッ」
敦くんを背にして
歩き出すと急にグイッと
後ろへ引かれる。
それは一瞬の出来事で…。
“彼氏には悪いね”と
そのまま敦くんは
帰ってった。
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