ただ「すみません」という言葉を繰り返すカケルちゃん。 「お前は放課後、視聴覚室に居残るように!」 「えー、めんどくさいよー!カケルちゃん待っとかないといけないじゃん。意外と待ってるのって疲れるんだよー?あ、ぐっちゃん先生!鼻毛でてる」 「ぶっ」 カケルちゃんがいきなり吹いた。 「え!?」 思わずカケルちゃんに視線を向ける。