ストロベリー

「仕事行ってくるな」
「悠介」
「んっ?」
「なんでもない。行ってらっしゃい。お仕事頑張ってね」
「おう。じゃぁな」

悠介は仕事へと行った。
10分くらいしてからだろうか。

「ただいま~」

悠介のお母さんが帰って来た。

「慶子ちゃん来てたの。悠介は?」
「悠介は仕事に行きました」
「そう。夕飯は家で食べるでしょ」
「はい。じゃぁ、夕飯の時に」
「また後でね」

私の家は、両親とも働いているから夕飯を悠介の家でたべることが多い
夕飯まで時間があるので、一旦家に帰った。

『悠介ケガ大丈夫かなぁ?私のせいでケガさせちゃったし』

悠介のケガのことばかりを考えていた。
そして4時になり、また悠介の家に行った。