disharmony

自転車から降りる時、


目と目が合った。






心を開く鍵穴を、その視線で見透かされたような気がした。






カチャリと小さな音を立てて、あたしの心へ入ってくる翔太。



















「キス、

していい?」






その唇がゆっくりと動いて、そこから紡ぎ出された言葉と


まっすぐな瞳に胸がざわざわと騒いだ。