disharmony

「きっとあたしの方が、

翔太のこと好きだよ」






「……」






「ずっと秘密にしててごめん」






言ってしまうと、涙がこぼれそうになった。










「知ってたよ」






“とっくに知ってた”


そう答えてくれた翔太の声が優しくて、

許してくれたその笑顔が愛しくて、






世界中の街角から幸せのかけらが、あたしの胸に向かって満ちてくる気配がした。






どんどん胸に溢れていく、果てしない想い。