disharmony

汚い部屋なんて嫌い


ごちゃごちゃうるさく言ってくるやつも嫌い






もしもあたしが空を見上げたら黙って一緒に見上げてくれるような


そんな人と恋をしたいと思ってた。






翔太、あんたとあたしはディスハーモニーだよ。


二人で声を合わせても、いつまでも溶け合わないまま続いてく。






相変わらず噛み合わない会話と、


どこまでもまっすぐに、合成されない二つの音。





それなのにいつの間にか、

翔太の隣りにいることや、この汚い部屋が心地いいなんて。


こたつで居眠りをするあたしを見つめるその瞳や、


ぽつぽつと夢を語る真剣な横顔がものすごく格好いいと思えるなんて、

どうかしてる。






あたしにもとうとう、

ヤキが回ってきたのかな。