disharmony

「起きろって、

こいつ、ほんと寝てばっかだな」






遠く近くぼんやりと、今日も翔太の声が聞こえてくる。






あぁ、あたしまた翔太の部屋にいたんだっけ。


こたつ、あったかい。






待って翔太、

もう少しだけ、このまま寝かせてて。










「こら寝るな美咲、

ちゅうすっぞー」






肩をつかんで優しく揺すられる。

その感覚さえ心地よい。





“ちゅうすっぞー”






ちゅう…、かぁ。






翔太とのキス。






どんな感じなんだろう。


どんな気分なんだろう