――――京ちゃん






小さく名前を呼んでみる。




京ちゃんの名前を口にする度、体のどこか深いところが今でも変わらずぎゅっと痛む。






――――京ちゃん







涙がひとすじ、頬を伝う。






まだ忘れられそうにない。




ずっとずっと忘れたくない。









京ちゃんの瞳、




柔らかい髪、




名前の響きの一つ一つにまだこんなにときめいている自分がいる。