「優、夏休みになったら、毎日逢えるよね?」


あの静かな丘に私達は、また来ている



「…毎日は無理だよ。」


今日の優は、なんか元気がないように話す



「そっか、夏休みだからって毎日は逢えないよね。ゴメン。」


私は、笑いながら言ってみるが、優は表情を変えずに、こう言った、、、



「もう…逢えない。」


優の顔は、悲しさが溢れ出しそうなぐらいに暗い


「えっ!?それどういう事!?」


私も、表情が自然と強張っていく