急に大きな声が出てしまい、優もビックリした表情を浮かべながら、


「そんなに驚く事か?うるさいよ!」


両手を両耳にあてて、私を少し睨む優。


「だって…てっきり同じ歳ぐらいだと…」


私の中で、何かがドンドン下がっていく。


何かは分からないけど、、、


「年下ってダメなの?」


さっきまで、両耳にあてていた両手を胸の前で組みながら尋ねてきた


「ダメ?…別にダメって事は…」


…年下ってダメなの?


これってどういう意味?
えっ!?一体どういう意味なのよ!!


「ふ~ん、そろそろ帰ろうか。」


そう何か、自分の中で納得したのか、優は、そう言って来た方向に歩き出した