ヒトメボレ~恋する乙女~

「調子に乗るな!」

オジサンは、そう言って右腕を振り下ろした


私は歯を食いしばる


しかし、オジサンの右手は私の顔の前で止まったような気配がした


恐る恐る、私は片目を開け、どうなったのか確認した


すると、私の片目に予想外の光景が飛び込んできた
驚きのあまり、もう片方の目も開いてちゃんと確認する