ヒトメボレ~恋する乙女~

八百屋さんの前で、ずっと待ってはみるものの、全く優らしき男の子は現れない。


てか、イケメンすら現れないじゃん!って、私は何しに来たの?

そんな自問自答をしていても、全く現れない。


その場にしゃがみこみ、顎に両手をあて、ただ右を見て、次は左と首を動かし続けた


まるで、店の前に置いてある機械のように