ヒトメボレ~恋する乙女~

諭吉さ~ん♪♪


私がトイレに向かった直後に私の携帯は鳴り始めていた


「勝手に出ちゃえ~」


アユミは躊躇する事なく、電話に出た



『もしもし、優だけど、…もしも~し』

『誰??』


『あれ?間違いましたか?』



『間違いです!』


ツーツーツーツーツーツー


アユミは、男の声に怒りだし勝手に電話をきってしまった

挙げ句の果てに、着信履歴までも消してしまった、、、


その光景をイケメン店員さんは、ただ優しく見守っていた


そんな事があったなんて、私はしるよしもなく、トイレから戻ってきた