ヒトメボレ~恋する乙女~

皆、私が席に着くのを見届けるとまたガヤガヤ話始める


今日、やけに賑やかだな。何かあったけ?…わかんない。


「先輩!先輩!」


鞄の中から、教科書を取り出し机の中に入れようとしたら、1人の女の子が近づいてきた


「何?今日やけに賑やかだね。」


「先輩!なんでそんなに冷静なんですか!?」


近づいてきた女の子は、口の前に両手をあて、哀れみる感じで私を見る


「早く言いなさい!なんでこんなに賑やかなの?」


もう私はウズウズし始めてしまった


「今日、何か合コンがあるんですよ!それで、誰を連れて行くかって話してて。」


合コン!?


キラーン☆


私の目はキラキラ輝き始めた


「仕方ないなぁ~じゃあ、私が参加してあげる。」


私がそう言うと、皆こっちを見てシーンとまた静まり返った。