ヒトメボレ~恋する乙女~

「はい。ごちそうさまでした。」


私は食べ終えると、鞄を持ちスイカから逃げるように学校に向かう


「ヒラミ!!ちょっと、お弁当忘れてるわよ!!」


その声に足を止めかけたが、私はあえて聞こえてないフリをしてそのまま走り去った、、、


なんで聞こえてないフリをしたかというと、お弁当の中身がだいたい解っていたから、


「どうせ、スイカでしょ!!」


私の予感はズバリ的中していた。