「あれ?目が覚めた?」


何か飲み物を運んで男の子が入ってきた

「良かった。目が覚めて良かったよ。」

安堵の表情を浮かべて男の子は、飲み物をベッドの横の台に置いて、こっちを見てくる


「ここ、どこ?」


私は、掛け布団で顔を半分隠しながら尋ねた。


「俺の家だけど。」