夜空「そんな…。私の式神が!」


私は、フラフラと床にペタンと座ってしまった。


エレン「グラン、リアン、闇猫!目を覚ませよ!」


エレンの声も、グランとリアン、闇猫には聞こえていないのだろう。


しかし、闇猫の耳がピクッと動いた。


猫は、人間より耳が良いせいだろうか。


夜空「闇猫」


また、闇猫の耳ピクッと動いた。


やっぱり…!


夜空「やみ…」


タヤ「うるさいんだよ」


ドカッ


タヤに蹴られ、床に倒れた。


あまりの痛さに意識を手放してしまった。