満月「とにかく、もう行かないと時間がないわ」


窓から外を見ると、もう暗く、満月が見えた。


っ!!


まん…げつ…


椎気「満月、どうした?」


私は、窓から離れた。


椎気「ん?」


椎気が外を見て、満月に気づくと私のポケットから薬と書かれた物を出した。


椎気「ほれ」


ゴクッ


と一気に薬を飲んだ。


私は、満月を見ると、暴走してしまうのだ。


何故だか知らないけどね。


でも、この薬を飲むと暴走しようとしたのが急に引いて行く。