満月sibe


どれが必要か見抜くのは、私の特別な才能があるから出来る事。


チリンチリンと鈴を順番に鳴らした。


ジリン


ん?音が違う…


てことは、もう古くて使えない鈴ってことか。


チリンチリン…


ジリンジリン


順番に鳴らしていったら、最後の鈴にやっとたどり着いた。


ジリン


最後は、使えない鈴か。


でも、これで6個までに少なくした。


6個、微妙な数。


どうやって分担する?


使えるのは、私と螺と楓。


6÷3=2


あ、でも楓とはまだ会わないから私が持っていよう。


満月「螺、あなたはこの2つを持って行きなさい」


螺に、斧の出る鈴、弓が出る鈴を渡した。


楓に渡すつもりの鈴は、剣の出る鈴、鋸が出る鈴。


私は、鈴で耳を痛くする能力とかを持っている鈴とムチ?が出る鈴。