夜空「椎気が全部持っていきなよ」


椎気「なんで俺が!それより、風煉が持ってった方がいいだろ!!」


椎気は、風煉をジッと見た。


春「僕達は、楓を助けるためなら別にいいよー」


春ったら、何を言ってんだか…


椎気「風煉もそう言ってるんだし、いいじゃねぇかよ」


椎気は、また頭をポリポリとかいた。


椎気は、面倒くさい時に頭をかくのだ。


昔からの癖ってなかなか直らないんだね~


満月「大丈夫!私がどれが必要か選ぶから!」


満月は、そう言い、鈴をチリンと鳴らした。