その時、


?「とりゃあ!」


誰かが螺の腕を掴んでいるダークの手を蹴った。


よく見ると、春だった。


春「螺、大丈夫?」


螺「春、なんでここに!?」


春「樹さんが行って来てって!みんなも連れて来たよ!」


樹さんとは、私と螺のお母さんの事。


春が言ったみんなとは、見慣れた風煉の姿だった。


私達と春は、従兄妹だから風煉とはよく会っているのだ。