夜空「ん…」


私は、目を覚ました。


………


気絶している間に、黒色の家具が並べられた部屋に連れて行かれたようだ。


ヒヤ「ダーク様、目覚めたようですよ」


ダークと呼ばれた男は、椅子にドカッと座っていた。


黒色の髪に、黒色の目。


黒い服に黒いズボンとマント。


ダークという名前があっている服装。


ダーク「我は、ダーク。妖の親だ」


妖の親…


タヤ「ダーク様は、我々妖にとって大切な存在なのだ」


ダーク「夜空、お前に頼みがある」


夜空「私に頼み?」


ダーク「あぁ、姫を連れて来て欲しいのだ」


姫って誰の事?