助けて



「お前にわざわざ言う筋ねぇ。
言ってる物をさっさと持って来い。
早くしろよ」




と右足を貧乏ゆすりをしながら右の頬がぴくぴく動き出した。





キモい男も慌てる様子も日頃からそんな客が来るのか知らないが不気味な笑みを残した。


段ボールの中に入ってる中から5百円ぐらいを四角くした感じの黒くて1円ぐらいのレンズが




光り出したカメラをキモい男は、疾風の目の前に出した。






小さなカメラを見つめながら右の唇をにゃぁっと笑い出した。






帰ってから楽しみだなぁ。