「早紀ちゃん、へぇぇぇ、こんな問題をしてるんだ。 もっと良いことしない?」 声が低く、早紀が勉強してる背後から疾風は、早紀の耳元で呟くように。 「えぇ。良いことって?」 って早紀は、遊びだろうって思いながら聴いた筈なのに…。 疾風は、そんな事なんて考えていなかったのでは? 早紀を遊びの道具にしか思って無かったかも。